私の一冊<第5回> 浦辺 賢太郎

<お薦めの一冊、思い出の一冊>
幻庵(げんなん)
著者/百田尚樹

<紹介者>
(株)バイタルネット 大船渡支店 管理薬剤師 浦辺 賢太郎

<コメント>
囲碁の歴史小説です。
自らの命を削るほど勝負にこだわる碁打ち達のシーンにしびれました。武士のようなその気迫を本の中で感じました。
勝負にこだわる一方で、その碁打ち達は打つ碁の内容にもこだわりを持っていました。それは、「結果」ではなく、「芸」にあたる部分です。私はこの本を通して、囲碁は単なるゲームではなく、勝負から生まれる芸術であることを発見しました。
是非みなさんに読んでいただきたいです。


幻庵 上


幻庵 下


蔵書:無